ダイアナ妃のバラをつくった男たち
さあ、世界的ローズ・ブリーダー(バラ育種家)のハークネス兄弟、兄のロバートさん(写真右)と、弟のフィリップさん(写真左)をご紹介します。
現在、お二人の営むハークネス・ローズ社は、ロンドンの隣県であるハートフォードのヒッチンというところにあります。

父上のジャック・ハークネスさんは、それは熱狂的なローズ・ブリーダーでした。
世界中の人々が彼の育てたモダン・ローズに酔いしれたものです。(あなたの庭に咲いているのもジャックが造ったバラかもしれませんよ。)その志を継いだお二人も、国際バラ品評会やフラワーショウなどで、数々のゴールドプライスを受賞しています。

そして、1997年。ハークネス社からデビューしたのが、「プリンセス・オブ・ウェールズ・ローズ」です。このバラをダイアナ妃にプレゼントした時、ハークネス兄弟は、ある事を提案しました。それは、ダイアナ妃が長年熱心にサポートしてこられたチャリティー団体、「英国肺病基金」に売上の25%を寄付するというものでした。

イングランドの丘に咲いた白く馨しいバラの香りは、妃なき今もかわることなく、病に伏した人々のもとに運ばれていきます。ダイアナ妃は、ハークネス兄弟につぎのような手紙を送られています。

It is an honour to have my name put to such an exquisite rose and I sincerely wish you very success in raising the funds, so desperately needed, to enable you to continue the vidal and invaluable research undertaken at the British Lung Foundation. ----------

−−−−−こんな素敵なバラに、私の名前をつけてくださり、とても光栄に思います。
あなた方がバラを売り、英国肺病基金の資金が増して、病と戦って必死に生きようとしている人々や、その研究に役立つことを心から願っています。−−−−−

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